ざ ゆーすNo.23 特集 子どもたちの生きづらさ、今とこれから

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NPO法人 非行克服支援センター 編/2022年4月/880円(税込)
ISBN978-4-915143-68-7 C0037

特集 子どもたちの生きづらさ、今とこれから

私たちは足掛け3年にわたるコロナ禍の下で、息をひそめるようにして暮らしています。その中で、子ども・青年が、成長への困難さを一層際立って感じながら、日々を送っているであろうことを考えると胸が痛みます。

これまで私たちは、この国で生きる子どもや青年、家族の生き苦しさを多面的に取り上げ、考えてきました。今、改めてこの時代が生み出した種々の困難さを見究めつつ、共に生きる未来へ向かって共同の努力をしていくことが大切です。

教育学者の浅井春夫さん、かつて非行を経験し、今、当事者支援をしている関茂樹さん、カリヨン子どもセンターの石井花梨さんに、寄稿をお願いしました。

もくじ

特集 子どもたちの生きづらさ、今とこれから

時代の困難を見究め、未来をポジティブに生きる 浅井春夫
大丈夫、独りぼっちじゃないんだよ ─カリヨン子どもセンターの『子どもシェルター』 石井花梨
非行体験を土台に、今、福祉支援者つぃて生きる 関 茂樹

連載★北の国の学校から(最終回)……北星余市を飛び立っていった生徒たち 本間涼子

「いじめ」を考える ──子どもの心と社会の課題── 川邉 譲

私の体験(24) 生き延びるための方略だった 佐藤すみれ(当事者)

私の本棚 我が著書を語る『非行からの「立ち直り」とは何か』 都島梨紗
『光に向かって爆走人生!』(しげき著) 野田 舞
『非行少年のためにつながろう!』(岡田行雄編著) 横山 勝

知識が事実に結びつくとき ──私の少年事件簿から──(6) 小笠原彩子

「非行」と向き合う全国ネットから
非行克服支援センターの窓
2020年度 相談結果 他

編集後記