ざ ゆーすNo.21  子どもと生きる、ということ

ざ ゆーすNo.21

NPO法人 非行克服支援センター 編/2020年7月/800円(税別)
ISBN978-4-915143-61-8 C0037

特集 子どもと生きる、ということ

人間がコロナ禍に翻弄されるのをよそに、草や木が空へ向かって緑の枝を伸ばしていきます。子どもも本来、みんなみんな、そのように若葉をきらめかせ育とうとする存在なのでしょう。でも、草や木々に降り注ぐ光や雨があるように、多くの子どもたちにも大人の適切な支えが必要です。

そのような「子どもと生きる」活動を続ける3人の方々=「ファミリーホーム憩いの家」の渡辺伊佐雄さん、高校の「相談室」スクールカウンセラー遠藤裕子さん、中学校で「いのちと性」の学習を実践する樋上典子さんに原稿をお寄せいただきました。

もくじ

子どもと暮らし、生きる(渡辺伊佐雄)
「人が育つ」ということについて ー相談室で出会った子どもたちから教えてもらったことー(遠藤裕子)
自分をわかり他者とつながる力 ー人権教育として性を学び変わってゆく子どもたちー(樋上典子)

僕は父親になった 〜自分らしく生きること〜(前田良)

私の体験(22) 生きていくために荒れるしかなかった娘と 豆大福(母親)
連載★北の国の学校から……4・北星余市の「謹慎」 本間涼子

私の本棚『いじめを生む教室』(荻上チキ著) 丸山慶喜
映画『PRISON CIRCLE(プリズンサークル)』 上田祐子

子の思い・父の思い ー私の少年事件簿からー(5) 小笠原彩子

少年法適用年齢引き下げに反対する意見書
「少年事件を担当した元裁判官有志」/「被害者と司法を考える会」

「非行」と向き合う全国ネットから
非行克服支援センターの窓
2019年度相談結果のまとめ ほか

次号のお知らせ
編集後記