ざ ゆーすNo.24 特集 「死にたくなる」子ども・若者を考える


NPO法人 非行克服支援センター 編
2023年1月
880円(税込)
ISBN978-4-915143-68-7 C0037

特集 子どもたちの生きづらさ、今とこれから

今、私たちの国は子どもや若者たちが自ら死を選ぶという事態が繰り返されています。

2020年の10代の死因の1位が自殺です。そしてさらに、実行はしないまでも「死にたい」という思いを心の底にもって、毎日を生きている子ども・若者はどれほどになるでしょうか。そういう国であり社会であることに心が痛みます。

本特集は、「死にたい」と「生きたい」の相克について、お二人から文章をいただきました。


もくじ

特集 子どもたちの生きづらさ、今とこれから

「死にたい」からにじみ出る「生きたい」 中西新太郎

生きようとしていた私がいた しーちゃん

小特集 『非行―その時家族に何が起きているか』から見えたもの

調査研究のなかで新たに生まれた疑問と抱負 北村篤司

非行は家庭の自己責任か? 古川徹朗


連載

私の体験(25) 娘の非行―その悩みから学んだこと 戸川朝子

私の本棚『いじめ・自殺はなぜなくならないのか』(児玉勇二 著) 丸山慶喜
『差別はたいてい悪意のない人がする』(キム・ジヘ著) 春野すみれ

見落としてしまった重要な事実―私の少年事件簿から―(7) 小笠原彩子

「非行」と向き合う全国ネットから

非行克服支援センターの窓
2021年度 相談結果 他

編集後記