コオロギ少年 大ぼうけん
トー・ホアイ 作(ベトナム) /岡田真紀 訳
解説 ホー・ホアング・ホア/絵 タイン・チュアン
2008年6月/1260円(税込)
★日本図書館協会 選定図書
★全国学校図書館協議会 選定図書
解説
主人公のコオロギ少年が仲間と一緒にいろいろな場所を旅し、
行くさきざきで、多くの苦難と危険を数限りなく経験します。
困難に合うたびに、彼は大きく成長し、
将来への同じ思いを持った多くの仲間と、強く結ばれていくのです。
ベトナムでの本書について
『コオロギ少年大ぼうけん』(原題:DE MEN PHIEU LUU KY)は、1941年に書かれ、ハノイで出版された、作家トー・ホアイの作品で、ベトナムではこの半世紀以上の間に何度も版を重ね、さまざまな世代の読者から、特別の思いで愛されています。
主人公のコウロギ少年が仲間と一緒にいろいろな場所を旅し、行くさきざきで、多くの苦難と危険を数限りなく経験します。困難に合うたびに、彼は大きく成長し、将来への同じ思いを持った多くの仲間と、強く結ばれていくのです。
ベトナムの大地、川の流れ、草原、森、青空に浮かぶ白い雲などの自然を、日本の子どもたちは一緒に楽しみながら、コオロギ少年のぼうけんに胸をふるわせ、彼の成長とともに自分を発見していくでしょう。