ざ ゆーすNo.17 「性」と「人権」

ざ ゆーすNo.17

ざ ゆーすNo.17

NPO法人 非行克服支援センター 編/2017年9月/800円(税別)
ISBN978-4-915143-54-0 C0037

特集 「性」と「人権」

「性」の問題には、いろいろな側面があります。
性的虐待、性の商品化、性犯罪の被害・加害、子どもの性、思春期の性、高齢者の性など、さまざまに取り上げられています。
この特集では、LGBTに悩む人たちの生きづらさについて、この問題に詳しい弁護士より、包括的に、かつ具体的に問題提起をしていただきました。また、「性と生」を高校の授業で教えてきた立場から、思春期の子どもを持つ親の学びについて、さらに、マイノリティーの性に悩んできた当事者と、思春期性風俗産業に身を投じた若き当事者の、貴重な体験を収録しました。
山下弁護士の原稿で提起された諸課題に重ねて、ぜひ、深めていただきたいと思います。

もくじ

[特集] 「性」と「人権」
セクシュアルマイノリティの子どもたち 山下敏雅
自分を生きるために あつみめぐみ
性をわかる・人間をわかる – 思春期の子どもと向き合う親の学力 - 丸山慶喜
援助交際で「傷ついたもの」ってなんだろう ゆか

思春期の「矛盾」と親子の葛藤 香山リカ
私の体験(17) 妻亡きあとに2人のヤンチャ息子と 秋元春男
私の本棚 『失敗してもいいんだよ – 子ども文化と少年司法』(竹原幸太著) 北村篤司

A君の思い出 – 私の少年事件簿から – (1) 小笠原彩子

「非行」と向き合う全国ネットから
全国ネット学習会in横浜/和歌山おりづるの会より/あめあがりの会公開研修会

非行克服支援センターの窓
16年度相談のまとめ/いじめ研修・いじめ相談会/教師・教育者向け講座/ほか

次号のお知らせ
編集後記