ざ ゆーすNo.10「家族の再生」

ざゆーすNo.10

ざ ゆーすNo.10

NPO法人 非行克服支援センター 編/2011年6月/840円(税込)

特集 家族の再生

子ども問題が表面化すると、それまで見えなかった家族の問題が見えてきたり、新たに発生したり、そのことで、家族がバラバラになっていったり、逆に思いやれるようになったりします。
我が子の「非行」に悩みながら、家族とは何かを考え、再生のために努力された父親の立場での原稿と、家族を求めながら「非行」という形で思春期を通過した女性から少女時代を振り返っていただきました。
また母親たちの家族に対する思いを語っていただいた座談会は、結果として「親たちの会」の存在の意味を改めて確認するものになりました。
ぜひ、それぞれが語る「家族の再生」の物語をお読みください。

もくじ

[特集] 「子どもの貧困と非行」
親子の絆——父親として 菊池 明
家族、それは気兼ねなく、自分でいられる場所 みにぃ
子どもの非行から考えた「家族」——母親たちの本音だ残会

私の体験(10) いつもこれから始まる、と

[連載]
映像に見る親子(10)「自転車泥棒」 まさきしんじろう

新連載 被害者との対話が非行をおかした少年にもたらすもの(1)
NPO法人被害者加害者対話の会運営センター 山田由紀子

私の視点 映画「月明かりの下で—ある定時制高校の記憶」 山本なを子
映画「大地の詩—留丘幸助物語」 小柳惠子

「非行」と向き合う全国ネットから
群馬に「親たちの会」発足/全国ネット公開学習会・岐阜のお知らせ ほか
非行克服支援センターの窓
2010年度・相談のまとめ/教師向け連続講座/思春期の子どもと向き合う連続講座